入籍・婚約・結婚の違いとは?婚姻届と入籍届の手続きもご紹介します!

お付き合いしているパートナーと結婚したいと考えている方は、「入籍」と「婚約」と「結婚」の違いをご存知でしょうか。
これらは同じ意味に捉えがちですが、意味が異なるのでしっかり把握しておきましょう。
そこで今回は、「入籍」と「婚約」と「結婚」の違いについてご紹介します。
婚姻届と入籍届の手続きについてもご紹介するので、参考にしてください。

□入籍・婚約・結婚についてご紹介!

*入籍

入籍とは、すでに存在している戸籍に新しく誰かが入ることを意味します。
具体的な例をあげると、再婚した際に連れ子を相手の戸籍に移す場合のことです。
この場合は、連れ子の親は婚姻届を提出することで相手と同じ戸籍に入れますが、連れ子は入籍届が必要になります。

*婚約

婚約とは、結婚を約束することなので、一般的にプロポーズが成功することで成立します。
婚約の状態は、婚約指輪をつけたり、結納したりすることで明確に表せます。
結納とは、両家が共同で行う婚約の儀式のことで、正式結納と略式結納があります。

しかし、結納をする時に、金銭面での問題や仲介人として目上の方に依頼する手間がかかるため、結納の代わりに顔合わせ食事会をすることが増えています。

*結婚

結婚とは、夫婦になることを意味し、法律婚と事実婚があります。
決定的な違いは、婚姻届を役所に提出して法律で認められた関係になる場合と、婚姻届を提出しないで法律上では夫婦ではない結婚の形をとる場合です。

事実婚では、法律婚よりも法律上要求される手続きが少ない分2人で子供の親権を持てなかったり、2人の戸籍がないため家族関係を照明しにくかったりするなどのできないことがあります。
しかし、夫婦別姓が可能ですので名義変更をしなくても良いというメリットがあげられます。

□入籍・婚約・結婚の違いとは?

「入籍」と「婚約」と「結婚」の意味を捉えられましたか。
意味は理解できたけど「入籍」と「結婚」の違いがわかりづらい方は多いでしょう。
そこで次は、違いについて詳しくご紹介します。

まず、「婚約」は結婚の前段階なので、入籍・結婚とは関係がありません。
しかし、婚約した状態でも婚約指輪の贈与や結納をしていた場合は、お互いに約束を実行する法的責任を負います。

初婚する方同士が「結婚」する場合は、親の戸籍から抜けて新しく2人で戸籍を作ります。
そして、初婚する方と戸籍を持っている離婚歴がある方が結婚する場合は、新しく戸籍を作らずに離婚歴がある方の戸籍に入ることになるので、「入籍」になります。
離婚しても筆頭者として戸籍が残り続けるので、再婚すると本人はその戸籍に入り、法律上「入籍」になります。

そのため、初婚同士が「入籍しました」というのは、誤った言い方になります。
芸能人や有名人の方が結婚した際に、テレビや新聞で「入籍しました」という表現を多く見るため、「結婚」と「入籍」が同じという印象がついてしまったのでしょう。

□婚姻届と入籍届の手続きについて

「入籍」と「結婚」の違いを解釈できたでしょうか。
さらにもう一つ違いがあり、それは役所に提出する書類の違いです。
「入籍」する際には入籍届を提出し、「結婚」する際には婚姻届を提出します。
そこで、入籍届と婚姻届の手続きについて1つずつ説明します。

*入籍届の手続きについて

「入籍」する場合に必要なものは、入籍届・新姓と旧姓の印鑑・氏の変更許可の審判書の謄本などです。
連れ子の入籍届を提出する場合は、氏の異なる子供の戸籍を入れることを承認してもらうための手続き書類が必要です。
そのため入籍届を提出する際は、役所に再婚する方とその方のパートナーとの婚姻届を提出・家庭裁判所に「子の氏の変更許可」の申し立て・役所に入籍届を提出という流れになります。

*婚姻届の手続きについて

「結婚」する時に必要なものは、婚姻届・旧姓の印鑑・本人確認書類・戸籍謄本です。
婚姻届は、役所の窓口やウェディング系の雑誌などで容易に入手できます。
戸籍謄本は、本籍の管轄地にある役所以外では入手できないので、気をつけましょう。
婚姻届には、結婚後にどちらの苗字を名乗るのか、新しい本籍地はどこにするか、などを決め、2人以上の証人に署名と捺印を記入してもらい提出します。

入籍届や婚姻届を提出した後は、運転免許証、銀行口座、クレジットカードなどの氏名を変更しましょう。
加えて、入籍・結婚を期に引っ越しをする方は、転出届と転入届を提出することを忘れないようにしてください。

また、結婚記念日は結婚届を提出した日なのか、結婚式を挙げた日なのか気になりませんか。
実は、結婚記念日には明確なルールが決まっていないので、二人でどちらにしようか相談して決めて良いのです。
結婚式を挙げた日と結婚届を提出する日を一緒にして、結婚記念日を一つにするのも良いですね。

□まとめ

今回は、「入籍」と「婚約」と「結婚」の違いについて詳しくご紹介しました。
特に「入籍」と「結婚」の意味は混同しやすいのですが、意味を知っておくと入籍届や婚姻届の手続きがスムーズに進みます。
そのため、「入籍」と「結婚」の意味をきちんと理解しておくことをおすすめします。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
岡崎の式場お問い合わせ
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
津の式場お問い合わせ
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_okazaki.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_tsu.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_option.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_reserve.png です
岡崎の式場WEB予約
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_reserve.png です
津の式場WEB予約
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です