結婚式をお考えの方の多くは、親からどれ程援助してもらうのが一般的なのか、お困りではないでしょうか。
なかなか切り出すことの難しい問題なので、心配事も多いでしょう。
今回は親の援助額の相場と、援助額に両家の間で差がある場合の対処法を解説します。
□親からの結婚式費用の援助額について解説します！
婚約〜結婚式〜新婚旅行までにかかる費用の総額は、平均356万8000円です。
その他にも引っ越しをしたり、新生活に必要なアイテムを買いそろえたりと、二人で新しく生活を始めるのには、大変お金がかかります。
目安として、それぞれの相場を解説します。
＊婚約にかかる費用の相場
婚約時には、両家が顔を合わせる食事会や、結納の費用、そしてエンゲージリングなど贈り物を用意する場合はその費用も必要になります。
参考に、顔合わせの食事会にかかる平均額は6万4000円、食事を含めた結納式の費用は18万4000円、婚約指輪の費用は35万円となっています。
＊結婚式にかかる相場
挙式・披露宴の総額は平均292万3000円、ゲストの平均人数は42.8名です。
ゲストの数が増えると、式に必要なお金も必然的に増えます。
もらえるご祝儀の数も増えますが、予算のことを考える際は計算に入れず扱うのが良いでしょう。
＊新生活にかかる相場
結婚を機にインテリアや家具・家電を購入するカップルの割合は66.8％で、購入金額の平均は59万円となっています。
これとは別に、新居に引っ越すための頭金や、敷金礼金なども必要になります。
新生活にかかるお金は、今までの二人の生活によって差が生じやすい部分になります。
例えば、二人とも実家暮らしだった場合は、一から必要なものを揃える必要があります。
一方、片方でも一人暮らしをしていた場合、家電や家具は既に持っているので、出費をかなり抑えられます。
以上のように、結婚して新生活を始めるには、大変お金がかかります。
そのため、7割強の方は、親から援助をしてもらったようです。
家庭ごとに様々な事情があるため一概には言えませんが、各家庭内で無理のない出せる範囲での援助をお勧めします。
具体的な親からの援助金の平均は179万円です。
これは、今後の生活やハネムーンの費用を含めた金額になるので、結婚式費用の援助に限定すると、156万円になります。
□結婚式費用を親に援助してもらう方法と注意点について解説します！
結婚式費用の援助を確認する時期ですが、結婚式を検討し始める時期やそれぞれの事情によって異なります。
一般的な時期としては、
・結婚の報告・結婚挨拶の時
・結納・家族顔合わせの食事会の時
・式場見学で見積もりをもらった後
などが挙げられます。
援助費をお願いするのは中々言い出しにくいことではありますが、後回しにしているといつまでも切り出せなくなってしまいます。
結婚や結婚式の話が具体的になった機会で確認するのが肝心です。
確認方法としては、できるだけ両親と顔を見合わせる場を設けて、真摯にお願いするのが良いでしょう。
電話などで連絡だけをするのでは無く、具体的な希望などをお話することで、ご両親にも気持ちが伝わるのではないでしょうか。
この際に注意すべきポイントですが、自分たちが支払える費用を具体的にしておくことが肝心です。
両親に確認する前に、まず自分たちの状況を把握し、答えられるようにしておきましょう。
□結婚式費用の援助額が両家で差がある場合の対処法について解説します！
援助額に両家で差があると、両家の間でトラブルに発展しやすいです。
ケース別に対処法を解説します。
＊片方の親だけが出さない
新郎側、新婦側で片方の親が援助金を出さない場合です。
各家庭で金銭面に差があるのは当然なので、両家が納得していれば問題はありません。
ところが、どちらの家も同等の援助をするべきだと考える親御さんはいらっしゃいます。
この際、親御さん同士で援助をお願いするのでは無く、はじめに自分の親に援助のお願いをすることが大事になります。
ここで調整することで、大きなトラブルに繋がることを防げます。
親子間での調整が難しい際に、両家の親同士が話し合う機会を設けましょう。
ただし、相手の家の親に提案されても、援助金を出さないという方針が変わらない際は、争わず丸く解決するようにしましょう。
＊相手側から全額負担の提案をされた場合
相手側の両親に、結婚式の費用を全額負担すると提案された場合は、その言葉に甘えてしまっても問題ないです。
しかし、結婚後にも「結婚式費用を全額負担したのに」など、事あるごとに話をされるのに抵抗感があり、全額負担に躊躇する人もいるでしょう。
その際は提案を受け入れる前に、両家でしっかり話し合いをし、わだかまりが残らぬように心がけましょう。
□まとめ
今回は親の援助額の相場と、援助額に両家の間で差がある場合の対処法を解説しました。
ノード・ダモーレではご家族や親しい友人のみに囲まれたシンプルな結婚式を提案しています。
結婚式のことで何かお困りのことなどございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
