結婚式のお車代はなし?金額の目安やお車代事情を解説!

「結婚式のお車代はなしで良いのか教えてほしい」
結婚式では様々な地域からゲストが集まるため、お車代を用意する基準がわかりませんよね。
遠方から来るゲストには、お車代を出しましょう。
この記事では、お車代を渡す境界線やお車代事情と知っておきたい知識、お車代の金額の目安について詳しく解説します。

□お車代を渡す境界線とは

多くのカップルが、交通費の金額によって境界線を決めています。
かかる交通費がある額を超えていると渡すと決めているカップルが全体の30パーセント以上います。
また、飛行機や新幹線を利用する人には渡すという考えを持っている方もいます。

それ以外でも、ゲストとの関係性で決める方もいます。
例えば、主賓の上司やスピーチをしてくれた恩師には渡す、と決める方がいます。
ただし、この場合は、交通費としてのお車代とは意味合いが異なるため、他の選択肢と組み合わせた回答している方も多いです。
実際に渡した額としても、全額や半額など様々です。

□お車代事情と知っておきたい知識とは

遠方から来るゲストには、感謝の気持ちを込めてお車代を出すことが基本マナーです。
ただし、新郎新婦とゲストが親しい関係であれば、もっと合理的に判断するケースがあります。
さらに遠方から来るゲストには、交通費だけでなく、宿泊費も必要となります。

また、全額負担する場合は、ご祝儀を辞退することが一般的です。
以上のように、宿泊が必要なケースではいろいろなパターンがあるため、状況に応じて臨機応変に対応する必要があります。

知っておくべき知識の1つ目は、お車代は当日に渡すことです。
お車代は、当日受付の担当者や、親族から渡されることが一般的です。
本来なら自分で感謝の気持ちを込めて渡したいですよね。

しかし、結婚式当日の新郎新婦はヘアメイクや着替えなどで忙しいため、そのような機会を設けることが難しいです。
従って、ゲストの名前を確認できる受付での記帳時に手渡しすることが多いです。
披露宴の最中や歓談の時間などにお礼の挨拶をかねて手渡しをする場合もあります。

2つ目は、全額負担する時は、交通手段や宿泊の手配も新郎新婦側で行うことです。
遠方から来る場合、地域についてよくわからないことがほとんどです。
そのため、手配してもらえるとゲストも安心ですよね。

宿泊費を考える時は、挙式や披露宴の時間を選ぶ時点から考えておきましょう。
その理由は、宿泊が必要かは挙式の時間によって左右されやすいからです。
宿泊費かかかるという理由だけでなく、宿泊を伴うから結婚式には行けない可能性もあります。

また、お車代を考える時は、自分がもらう側の場合はどう感じるかを考えましょう。
例えば往復3万円かかる時、自分なら2万円はほしいなと思う場合は、2万円を目安に検討しましょう。
また、現金ではなくても、例えば友人なら二次会の無料招待券を渡すという方法もあります。
金額はもちろんですが、来てくれたことへの感謝の気持ちを表しましょう。

□お車代の金額の目安とは

目安は最低でも半額を負担することをおすすめします。
交通手段によってかかる費用が異なる場合は、最も交通手段が高い金額の半額を出しましょう。
お車代は足を運んでくれたことに対する感謝の気持ちを表すという目的もあります。

ゲストの人数やかかる交通費の金額によっては経済的に全額負担が難しいという事情がありますよね。
そのため、全額負担が難しい場合は、半額負担をおすすめします。

また、結婚式の出席をお願いした主賓や、乾杯やスピーチをお願いしたゲストには、感謝の気持ちでお車代を渡しましょう。
金額の目安としては1から3万円です。
この場合、ゲストが支払った往復の交通費にいくらか足して、キリの良い単位で渡しましょう。
ただし、ゲストが結婚式場までかかった交通費がない場合や、1000円程度しかかかっていないという場合でもお車代は1万円以上にしましょう。
結婚式では、1万の位の数字を偶数にしてはいけませんが、お車代においては2万円でも特に問題はありません。

また、同じようなロケーションから来るゲストにはお車代も公平にそろえましょう。
後からゲスト同士でお車代の話題となった時、誰かが嫌な気持ちになることを防ぐためです。

お車代は、新札にして渡すことがマナーです。
そのため、前もって入念に十分な金額を用意しましょう。
確実に必要な枚数の1万円を新札で手に入れるためには、銀行の窓口に行きましょう。
手数料がかかる心配もありません。
また、ATMでは新札が出てくる保証がないことにも注意しましょう。

□まとめ

今回は、お車代を渡す境界線やお車代事情と知っておきたい知識、お車代の金額の目安について詳しく解説しました。
お車代を用意するときは、新札の状態で渡しましょう。
また、同じようなロケーションから足を運んでくれたゲストにはお車代も公平にそろえましょう。
誰かが嫌な気持ちになることを防ぐためです。

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