結婚式で手にするブーケは、多くの花嫁にとって特別な思い出の品です。
その美しさや感動を、結婚式後も形として残しておきたいと願うのは自然なことでしょう。
プロに依頼して加工する方法はもちろんありますが、ご自身で工夫して、思い出のブーケを蘇らせる選択肢も存在します。
ここでは、結婚式で使ったブーケを、ご自身で残すための方法や注意点についてご紹介します。
アフターブーケの作成方法
押し花
押し花は、花を平面に保存するクラシックな方法です。
この方法でブーケを残すには、まずブーケに使われている花材の中から、押し花に向いているものを選びます。
花びらが薄いパンジーやコスモス、桜のような枝の花は比較的向いていますが、多肉植物など水分が多く肉厚な花は避けた方が良いでしょう。
選んだ花を花びらに分解し、吸水紙に重ならないように並べます。
その後、新聞紙に挟んで重しをし、十分に乾燥させます。
乾燥した花びらを台紙の上に並べてデザインし、ボンドなどで動かないように固定した後、フレームに入れると完成です。
きれいに仕上げるには、とにかくしっかりと水分を抜くことが重要です。
ドライフラワー
ドライフラワーは、花、茎、葉などを乾燥させて残す方法で、ナチュラルな雰囲気が魅力です。
クラッチブーケであれば、そのまま逆さにつるして乾燥させるだけで形を残しやすいでしょう。
この方法では、小花や葉物、実物などがドライ加工に向いています。
一方で、水分量の多い花や多肉植物などは向かないため、あらかじめブーケから取り除くか、はさみでカットしておくと仕上がりにムラができにくくなります。
花材を選んだら、ハンガーなどにくくりつけて、湿度の低い場所に逆さにつるし、自然乾燥させます。
乾燥後、見栄えを良くするために、出来の良くない素材は思い切って取り除くことも検討しましょう。

自分で作る際の注意点
失敗しないためのポイント
ご自身でアフターブーケを作成する上で、最も大切なのは鮮度を保ち、しっかりと乾燥させることです。
結婚式当日から翌日までに作業に取り掛かるのが理想的とされています。
乾燥させる際は、湿度の低い場所を選び、花材選びも慎重に行いましょう。
水分量の多い花や、繊細すぎる花びらの花は、乾燥が難しく傷みやすいため避けるのが無難です。
特に赤系の花は、乾燥過程で黒っぽくなりやすい傾向があるため注意が必要です。
難易度別のアプローチ
アフターブーケのDIYには、いくつかの方法がありますが、難易度には幅があります。
押し花や、逆さにつるして乾燥させるドライフラワーは、比較的簡単に挑戦できる方法と言えるでしょう。
一方、プリザーブドフラワーは、生花を特殊な薬品で加工するため、専門的な知識や薬品の取り扱いに関する注意が必要です。
DIYでプリザーブドフラワーに挑戦する場合は、必要な材料が揃ったキットを使用するのがおすすめです。
どの方法を選ぶにしても、インターネットの情報だけに頼らず、ポイントを押さえることが大切です。
まとめ
結婚式で手にしたブーケは、かけがえのない思い出の品です。
その美しさを残したいという思いから、押し花やドライフラワーといった方法で、ご自身でアフターブーケに挑戦することも可能です。
ただし、花材選びや乾燥方法など、きれいに仕上げるためにはいくつかの注意点があります。
失敗しないためにも、ポイントを押さえて、大切なブーケを素敵な形で残せるよう工夫してみましょう。
