結婚式をどのように進行していくのかを悩まれている方もいらっしゃることでしょう。
中には「司会者を決めたいけれど、どうやって決めれば良いのだろう」と困っている場合もあるかもしれません。
今回は、結婚式の司会者の仕事内容をご紹介し、結婚式の司会者の選び方や料金相場を解説します。

□結婚式の司会者の役割とは?
結婚式の司会者には役割が複数あるため、ご紹介します。
友人に司会を頼むときは事前にどんな役割を担ってほしいのかを伝えておくとトラブルを未然に防げます。
*事前の準備
・打ち合わせの同席
結婚式の司会者は披露宴の進行内容を把握しておく必要があります。
結婚式の打ち合わせに同席して内容を把握します。
・新郎新婦の紹介原稿を作成
結婚式の披露宴では、新郎新婦の紹介を司会者が行うことがあります。
当日読む新郎新婦の紹介原稿を事前に作成し、新郎新婦に確認します。
どんな紹介文にするのかの希望を新郎新婦に確認することも重要です。
*結婚式の当日
・会場入りの時刻
司会者の字会場入りの時刻は、基本的に新郎新婦と同じ時刻です。
早めに会場入りすることで、会場内の座席を確認します。
主賓の挨拶のゲスト、乾杯の挨拶のゲスト、余興の友人など、何かをお願いしているゲストの席は把握します。
・祝電の確認
結婚式の当日に祝電が届くことも多いです。
披露宴の中で祝電を披露するときは、内容の確認と送り主の名前、肩書きを新郎新婦に確認しておきます。
*披露宴の最中
・ゲストに個別に挨拶
披露宴が始まったら、事前に確認した何かをお願いしているゲストに挨拶に行きます。
披露宴の流れとゲストを紹介する内容や立ち位置、始めるタイミングを説明します。
ゲストの希望もこのタイミングで確認します。
・司会
披露宴中、司会者は常に話し続けます。
新郎新婦を引き立てるように、声のトーンを変えたり、感動や笑いを誘ったりして盛り上げます。
・テーブルインタビュー
余興のような演出をしない披露宴では、司会者がゲストのテーブルに赴いてインタビューをすることがあります。
*トラブル対応
披露宴中にトラブルが発生することがあります。
たとえば、新婦が手紙を読むときに感動で泣いてしまい、最後まで読めないことがあります。
このようなときは、司会者が代わりに手紙を読みます。
*コミュニケーション
会場の責任者、音響や照明スタッフとコミュニケーションを図ります。
盛り上がる披露宴にするために、スタッフと円滑なコミュニケーションをとることは非常に重要です。
□司会者の選び方
結婚式の司会者には、さまざまな役割があるため、誰に頼もうか悩んでしまうこともあるでしょう。
司会者をお願いするときの選択肢は主に、結婚式場手配の司会者・外部のフリー司会者・友人の3パターンです。
どの人にお願いしてもメリットとデメリットが考えられるため、よく検討して決めましょう。
ここでは、3パターンそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
1.結婚式場手配の司会者
・メリット
結婚式場が司会者を手配してくれるため、自分たち自身で準備することがほとんどありません。
自分たちのイメージに合わなければ変更をお願いすることもできます。
また、司会のプロであるため、会場も盛り上がります。
・デメリット
費用が高くなってしまいます。
また、打ち合わせが複数回できなかったり、どんな結婚式にしたいのかのイメージを上手く共有できなかったりする可能性があります。
2.外部のフリー司会者
・メリット
自分たちで司会者を選んでお願いするため、自分たちに合った司会者を選べます。
式場を通さずに司会者とコミュニケーションがとれるため、結婚式のイメージも共有しやすいです。
料金も人によって異なるため、自分たちに合った人に依頼できます。
・デメリット
自分たちで司会者を探し、スケジュール調整をしなければなりません。
また、結婚式場によっては、外部の司会者を呼ぶことで料金が高くなることもあります。
3.友人
・メリット
アットホームな結婚式にできます。
費用も抑えつつ、司会をしてくれた友人にとっても思い出になります。
・デメリット
友人は司会者のプロではないため、スムーズに進行が進まない可能性があります。
友人の負担を軽減するために、台本を作ったり、式場との橋渡しをしたりと、自分たちの負担も大きいです。
□司会者の料金相場はいくら?
司会者の料金相場は、結婚式場手配の司会者・外部のフリー司会者・友人の3パターンによってことなります。
・結婚式場手配の司会者
一般的な結婚式場なら5万円から、一流ホテルの結婚式場なら10万円から13万円がかかります。
・外部のフリー司会者
相場は3万円からです。
外部の司会者にお願いすると、司会者だけではなく、結婚式場にも3万円から5万円を支払わなければならないこともあります。
結婚式場に確認しましょう。
・友人
お礼として、2万円から3万円包みます。
また、ご祝儀は辞退しましょう。

□まとめ
結婚式の司会者は、結婚式当日だけでなく、準備の段階でも役割がたくさんあります。
結婚式場手配の司会者・外部のフリー司会者・友人の誰にお願いするとしても、メリットとデメリットがあります。
よく検討して司会者を決めることをおすすめします。








