新しい結婚式の形を模索しているカップルの中には、伝統的な大規模な結婚式ではなく、身近な人たちとの絆を大切にしたいと考えている人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、結婚式をシンプルにし、身内だけで行う方法やそのメリット、注意点について紹介していきます。
皆さまにあったより良い結婚式を計画するためにぜひ参考にしてください。
□家族や親族だけでの結婚式を開く人の割合
近年、家族や親族だけで結婚式を開くスタイルが増加しています。
その割合はおよそ10パーセントと報告されており、これは意外に多い数字と感じますよね。
特に30名以下で行われる結婚式が多く、仕事関係の人や友人の出席はあまり見られないことが特徴です。
それでは家族や親友のみで行う結婚式の中身とはいったいどのようなものなのでしょうか。
家族や親族だけで行う結婚式の主な内容はシンプルで、挙式と会食が中心となっています。
身近な方々を前に新郎新婦は結婚報告と相手のお披露目し、ご両家の顔合わせの機会にもなるのです。
これにより、新郎新婦は親しい人々との絆をより深められます。
ただ、結婚式と聞くと、たくさんのゲストに囲まれて行っているというイメージをお持ちの方が多いでしょう。
しかし、家族や親族、友人を招待して華やかに賑わっているイメージが強い結婚式は少なくなってきているのです。
このような背景から、家族や親族だけで行う結婚式というスタイルが注目を集めています。
□少人数結婚式のメリット
少人数には少人数だからこそ持つメリットがありますので、以下に4つ紹介します。
＊費用の削減
少人数結婚式の大きなメリットは、大人数の結婚式に比べて費用が抑えられることです。
料理や引き出物以外にも、招待状や席次表なども少ない人数分で済むので、その分の費用を削減できます。
特に、広い会場を借りる必要がないため、会場費用が大きく削減できるでしょう。
また、テーブル数が多ければ多いほど、そこに飾る花や装飾の費用も多くなりますが、少人数ならではのコンパクトな会場ではそのような費用も抑えられる可能性があります。
＊準備の簡易さ
準備が楽になる点も、少人数結婚式のメリットとして挙げられます。
招待状の準備や出欠のチェックは大変な作業ですが、少人数結婚式の場合には事前に電話やメールなどで出欠を確認することも可能で、準備期間の短縮にもつながるでしょう。
特に、席次を決めることは大人数の結婚式では面倒な作業の一つですが、少人数だと席次も決めやすく、その他の準備に時間を割けますね。
＊アットホームな雰囲気
少人数結婚式の最大の魅力は、アットホームな雰囲気で式を開けることです。
大人数の結婚式だと職場の上司や同僚など、あまりプライベートな付き合いのない人を招待することもあり、ゲスト同士も馴染みがない人だと気を遣ったり、気まずくなってしまったりする可能性もあります。
しかし、アットホームな少人数結婚式なら、新郎新婦もゲストの方々も緊張せず自然体でふるまえるため、話も弾むことでしょう。
＊ゲストへの丁寧なおもてなし
ゲストひとりひとりにゆっくりとおもてなしができる点も少人数ならではのメリット。
ゲスト1人ずつと話をしたり、写真を撮ったりする時間を作れます。
また、料理や引き出物をゲストの好みに合わせて選ぶことも可能なので、自分たちだけでなくゲストにも満足してもらえるような式が目指せますよね。
□家族・親族だけの結婚式を成功させるための注意点
ただし、少人数で行う際には注意点もありますので以下に4つ紹介します。
1.招待範囲のチェック
家族・親族だけの結婚式を開く際の最初のステップは、どこまで招待するのかを明確にすることです。
親族のみ、と言ってもどの関係までの親族を招待するのか、これは両家の親としっかりと話し合う必要があります。
「お二人は家族と親しくお付き合いしている親族のみでいいのでは」と思っていても、親の立場からはそうでない場合も。
この部分を明確にすることで、後々の準備がスムーズに進められるでしょう。
2.会社や友人への報告
会社の上司、同僚、友人への結婚報告は結婚式の方向性が決まった段階で早めにお伝えすることが大切です。
特に、結婚式に出席した友人の場合は「ご親族だけでの結婚式にするから」とお伝えする必要があります。
会社関係の方や友人たちとは同じ日または別の日程でカジュアルなパーティー形式の結婚式を開くカップルも。
適切な報告と説明することで、理解を得られるでしょう。
3.適切な会場の選定
家族・親族だけの結婚式を成功させるポイントは、会場選びも大切です。
ご家族・親族だけの結婚式を実現できて、ご親族にも安心の懐石料理でおもてなしできる会場を選ぶことが重要といえます。
会場側の演出を押し付けられない、20名〜30名の少人数結婚式を受け入れてもらえる会場を選ぶことで、ご自分たちらしい結婚式を計画できるのです。
4.伝統とのバランス
家族・親族だけの結婚式は、現代のスタイルと古き良き日本の伝統のバランスを見つけることも欠かせません。
家族婚や少人数結婚のルーツは江戸〜明治時代の家で行う結婚式であり、この伝統を取り入れつつ、現代の感性も取り入れることで、より思い出深い結婚式となるに違いないでしょう。
□まとめ
新しい結婚式の形として家族・親族だけでの結婚式は、費用の削減、準備の簡便さ、そしてアットホームな雰囲気を提供します。
しかし、成功させるためには、招待範囲のチェック、会社や友人への報告、適切な会場の選定、そして伝統とのバランスを見つけることが重要です。
これらのポイントを踏まえ、カップルは家族・親族だけでの結婚式を計画し、新しい生活の第一歩を踏み出す準備を整えていきましょう。
少人数で結婚式を開きたい場合はぜひノード・ダモーレまでご相談ください。
皆さまに寄り添った最適なサポートで、最良の雰囲気を作り上げます。
