プロポーズを受けて入籍まで準備を進めている方もいらっしゃることでしょう。
中には「もうすぐ顔合わせを控えているけれど、何を話したら良いのだろう」と悩まれている場合もあるかもしれません。
今回は、顔合わせで話すと良い話題と避けた方が良い話題をご紹介し、会話をする上でのポイントを解説します。
□顔合わせでは何を話す?
お互いの両親への挨拶を終えた後に行う、両家顔合わせ。
両家顔合わせとは、古くからあるものではないことから気軽に行うことができる、両家の親睦を深めるための食事会のことです。
気軽に行うことができるといっても、どんな話をしたら親睦が深まるのか、盛り上がるのか迷ってしまう方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、顔合わせで話すと良い話題をご紹介します。
・天気、季節
天気や季節の話題は、笑顔で話すだけで穏やかな雰囲気になります。
まずは「暖かい季節になりましたが、お花見は行かれましたか?」「お正月はどのように過ごされましたか?」と聞いてみましょう。
・地元や手土産
手土産として地元の特産品を持っていくと良いかもしれません。
特産品の話、食べ物の話、地元の話、相手の地元の観光名所などさまざまな話に広げることができます。
・子どものころの思い出
子どものころの思い出は、両家の共通の話題として非常におすすめです。
名前の由来や生まれたときの様子、幼い頃のいたずら、子どものころの性格などを聞いてみると盛り上がるでしょう。
また、写真やアルバムを持って行っても場が和みます。
・趣味
親同士で共通の趣味が見つかれば盛り上がりやすくなります。
事前にお互いの親の趣味を確認しておき、自然と話題を振ってみましょう。
共通の趣味があれば、始めたきっかけや頻度を質問したり、魅力を聞いてみたりすると良いかもしれません。
・両親の若いころの思い出
自分たちのなれそめを聞かれるのにまぎれて、お互いの両親のなれそめを聞いてみましょう。
初めて聞く話も出てくると盛り上がるでしょう。
・結婚式
話が落ち着いたら、結婚式の話し合いを進めましょう。
結婚式の会場や挙式のスタイル、結婚式までのスケジュールなどを決めます。
両家が集まることは中々ないため、結婚式場のパンフレットを持っていたり、資料を準備したりしてスムーズに話し合いが進むようにしましょう。
*誰が進行する?
一般的に、顔合わせ時の進行は、新郎または新郎の父が行います。
しかし、誰かが盛り上げるというよりは、新郎と新婦2人で場を盛り上げていくのが理想的です。
お互いの共通の話題を見つけて盛り上げていきましょう。
□顔合わせで避けた方が良い話題とは?
顔合わせで話すと盛り上がる話題がある一方で、顔合わせで話すのは避けた方が良い話題もあります。
ここでは注意の必要な話題をご紹介します。
・スポーツ
野球やサッカーなどは試合があれば話題にしやすいですが、応援しているチームが異なれば、話が中々盛り上がらないこともあります。
同じチームを応援している情報がある場合は、避けなくても問題はないでしょう。
・政治、宗教
この2つの話題は、人によって考えが異なることが考えられます。
お互いの考えを認められなければ揉め事やトラブルに発展してしまう可能性もあるため、顔合わせでは避けることをおすすめします。
・仕事、プライベート
どんな仕事をしているのかを聞くのは問題ありませんが、話題を深堀りするのはやめておきましょう。
特に、詳細な仕事内容や年収などのセンシティブな話題は避けます。
また、話しても専門的な話は難しいこともあるため、どんな仕事をしているのかは紹介のみにすると良いです。
・病気、健康
病気や健康に関する話も顔合わせでは避けましょう。
持病や通院について知られたくない方もいらっしゃいますし、心配されるのを好まない方もいらっしゃいます。
お互いに気をつかってしまう話題は避けると良いかもしれません。
□顔合わせで上手く話すポイント
顔合わせでは話題を決めていっても緊張してしまうでしょう。
ここでは、顔合わせで上手く話すポイントをご紹介します。
・笑顔と明るい声を忘れない
笑顔と明るい声は和やかな雰囲気にするのに必須ともいえるほど重要です。
和やかな雰囲気になれば、お互いの緊張もほぐれて話しやすくなります。
笑顔と明るい声を心掛けて、挨拶をしたり返答をしたりしましょう。
また、言葉遣いや話すスピードも意識します。
相手と同じようにすることで、相手の緊張をほどきやすくなります。
・平等に話題を振る
顔合わせに参加している人全員がバランスよく発言できるように、話題を振っていきましょう。
口数の少ない方には質問したり、返答に対して深堀りしたりしてみると良いです。
□まとめ
顔合わせをするときは新郎新婦が積極的に盛り上げていきましょう。
天気や季節の話から始めて場を和ませ、趣味や地元の話、子どものころの思い出などに話題を展開して盛り上げると良いです。
ただし、政治や宗教、仕事の話などの話題には注意が必要です。