結納返しってなに?いつするものなのかを解説し、様々な質問にも回答します

結納品をいただいたものの、どうやってお返ししたら良いのかわからず困っている方もいらっしゃることでしょう。
中には結納返しという言葉は聞いたけれど、どのようなものなのか知らない場合もあるかもしれません。
今回は結納返しとは何かを説明し、いつするべきなのかを含む結納返しに関わる様々な質問を解説します。

□結納返しとは

結婚する相手の家から結納品をいただいたときにするお返しのことを結納返しといいます。
本来の結納返しは御袴料と結納返し品一式のことです。
ただし、現在は時計や現金、商品券などお返しの品すべてが結納返しにあたります。

結納のお返しが結納返しというと、必ずしなければならないことであるような気がするかもしれませんが、実際に結納返しを行っている人は結納をいただいた方の半分ほどです。
結納返しは必ずしなければならないものではありません。
最近は結納の儀礼を簡易化する家庭が増えています。
結納返しをした人は「けじめとしてやってよかった」という意見がある一方で、「出費がきつかった」という意見もあります。
結納返しをしなかった人は「初めからお返しなしと決めていた」や「パートナーから必要ないと言われた」などの意見があります。
結納返しの有無やどんな結納返しをするのかは家庭によって異なるでしょう。

□結納返しはいつする?

結納返しをいつするのかは家庭によっても異なります。
しかし、一般的に多い時期は3つあります。

*結納のとき

結納式の中で結納と結納返しを同時に行う、同時交換とよばれる方法です。
関東地方では多い方法で結納と結納返しを一気に終わらせられるため、両家にとって負担が少ないでしょう。
ただし、結納で何をいただくのかわからないまま、お返しをすることになり、難しく感じる場合もあるかもしれません。

*結納後の別日

結納式の後の別日に、男性側の実家で結納返しをする方法です。
関東地方以外で多い方法です。
日を改めて結納返しを行うため、忙しい方は大変に感じるでしょう。

*荷送りの日

お嫁入り道具を新居に運ぶ荷送りの日に結納返しをする方法です。
家が近い場合は、荷送りと一緒に結納返しができるため負担が少ないです。
ただし、荷物を入れる日であるため忙しく感じるかもしれません。

□結納返しに関する様々な質問

ここからは結納返しに関するよくある様々な質問に回答していきます。

*結納とは?

結納返しについて説明してきましたが、そもそも結納が何かを知らない方もいらっしゃるかもしれません。
結納とは、婚約を公のものにする儀式のことです。
結婚することによって両家が結びつくことをお祝いし、結納品といわれる贈り物を交換します。
顔合わせよりも格上の儀式であるため、両家の仲をより深めるものでもあります。

*どのくらいの金額が結納返しの相場?

結納返しは家庭や地方によって異なるため、相場は簡単に言い切ることができません。

しかし、受け取った結納品と同じくらいのもの、または少し控えめくらいのものを意識するとどの家庭でも失礼にあたらないでしょう。
結納品よりも高い金額のものを結納返しとしてお返しするのはマナー違反であるため、気をつけましょう。

また、結納返しに現金をお返しする場合は4や9の数字は避けて30万円や50万円などのキリの良い数字にすることをおすすめします。
4や9の数字を避けるのは、4は「死」を連想させ、9は「苦しい」を連想させる可能性があるためです。
金銭的な話はしづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、トラブルにつながりやすいものでもあります。

*御袴料とは?

先ほども述べたように、本来の結納返しは御袴料と結納返し品一式のことです。
結納返しに御袴料を含むのは、「新郎の袴を購入してください」という意味合いがあるためです。
結納返しは新郎から結納をいただいた後に、新婦からお返しするものです。
新郎からの結納金には「着物や帯を購入してください」という意味合いがあるため、そのお返しとして袴の購入料を含みます。

*結納は西高東低?

一般的に結納は、関西は豪華で関東は控えめにする傾向があります。
しかし結納返しは、関西は控えめで関東が同等のものにする場合が多いです。
簡単にいうと関東では男女同等に贈り合いますが、関西では男性のみが贈ります。
結納返しは受け取った結納品と同じくらいのもの、または少し控えめくらいのものを意識すると良いと述べましたが、関西では結納品の1割程度でお返しすることもあります。
結納の儀式は場所や環境によって方法が異なるものではありますが、一般的には新郎側の方法に合わせることが多いでしょう。

□まとめ

結納返しは結納品をいただいたときにするお返しのことです。
本来は御袴料と結納返し品一式を指しますが、最近では時計や現金などでお返しするケースが増えています。
また、結納返しは必ずしなければならないものではありません。
結納の儀式の方法は地域や家庭によって異なっているため、しっかりと話し合いながらどのような儀式にするのかを決めていくことをおすすめします。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
岡崎の式場お問い合わせ
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
津の式場お問い合わせ
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_okazaki.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_tsu.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_option.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_reserve.png です
岡崎の式場WEB予約
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_reserve.png です
津の式場WEB予約
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です