結婚誓約書とは?結婚契約書と何が違うのか解説します

結婚式での誓いの言葉を何にしようか迷っている方もいらっしゃることでしょう。
調べているうちに結婚誓約書と結婚契約書という言葉がでてきて、よくわからなくなっている場合もあるかもしれません。
今回は結婚誓約書と結婚契約書の違いや作成する際のポイントを解説し、誓いの言葉についても説明します。

□結婚誓約書と結婚契約書はどう違う?

*結婚誓約書とは

結婚誓約書とは、結婚することを決めた2人が籍をいれる前に作成するものです。
夫婦になる2人の結婚生活がより良いものになるように、ルールや役割分担を決めて記載します。
結婚誓約書は、婚前誓約書と呼ばれる場合もあります。
法律で定められているものではありません。
しかし、お互いに認め合って作成されたものに変わりはないため、夫婦になればその内容に拘束される可能性があります。
揉めて裁判を起こされると、結婚誓約書の内容に従わなければならないこともあるため、法律で定められていない契約書であるからという理由で、すぐに合意するのは危険です。
しっかりと内容は確認しましょう。

*結婚契約書とは

結婚契約書とは、基本的には結婚することを決めた2人の財産関係についてまとめたものです。
もし離婚することになった場合に揉めないように、特有財産と共有財産の範囲や協議離婚の際の財産分与の割合を明らかにすることを目的として作成します。
結婚契約書は民法によって定められており、結婚後は内容を変更できないとされています。
結婚契約書はプレナップと呼ばれる場合もあります。
結婚誓約書と結婚契約書には、法的にさだめられているものなのかどうかという違いだけではなく、内容にも違いがあります。
結婚誓約書であって、何か問題があった際には内容に従わなければならない可能性もあるため、結婚誓約書も結婚契約書も2人でよく話し合って作成することをおすすめします。

□結婚契約書に入れる内容は?

先ほど述べたように、結婚契約書には基本的に結婚を決めた2人の財産関係を記載します。
しかし、それだけではなく結婚生活をする上での約束事や離婚する際の決め事も記載できます。
確実に記載しなければいけないことが決まっているわけではないため、契約書に記載する内容は人によって違います。
財産関係についてはもめごとに発展しやすいため、契約しておくことをおすすめします。

*財産関係

特有財産と共有財産の範囲や協議離婚の際の財産分与の割合だけでなく、普段の生活にかかるお金についても記載すると良いです。
生活費は誰が出費するのか妊娠した場合はどうするのかなど、様々なことを想定して話し合いましょう。

*結婚生活をする上での約束事

家事の役割分担や帰宅時間、休日の過ごし方など普段の生活のルールを定めておきます。
どんなに好き同士で結婚したとしても、今まで生きてきた生活はどうしても違うためもめることも考えられます。
できる限り夫婦円満でいるためにも約束事を話し合っておくと良いかもしれません。

*離婚する際の決め事

結婚を決めたばかりで離婚について話し合うのは、上手く想像できないかもしれませんが、もし結婚生活が上手くいかなかった場合にどうやって対処しておくのか話し合っておくことは非常に重要です。
どのように話し合いをするのか、今後の生活費や共有財産はどうするのかなど、考えておきましょう。

□誓いの言葉とは?

誓いの言葉とは、人前式において列席してくれたゲストに夫婦になることを認めてもらうための文章です。
結婚前に作成する結婚誓約書や結婚契約書とは異なります。
ここでは誓いの言葉について説明します。

*誓いの言葉の流れ

1.挨拶

結婚式に参加してくださったことに対してお礼を伝えます。

2.2人の誓い

2人で決めた誓いの言葉を述べます。

3.結びの言葉

もう一度、結婚式に参加してくださったことに対してお礼を伝えます。

4.結び

日付と名前を述べます。

*注意点

1.縁起の悪い言葉は使わない

縁起の悪い言葉は使わないのはもちろんのこと、「様々」「色々」など重ね言葉も結婚式では使わないように注意が必要です。
最近では典型的な文章ではなく、2人独自の文章で誓いの言葉を述べるケースも多いですが、失礼な表現にならないように気を付けましょう。

2.箇条書きでも良い

誓いの言葉が箇条書きで良いのだろうかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、箇条書きは内容のわかりやすさを向上させるためおすすめです。

3.子どもがいる場合

子どもがいる場合は夫婦間の誓いだけでなく、子どもも含めた家族としての誓いの言葉にすると良いでしょう。

□まとめ

結婚誓約書や結婚契約書に誓いの言葉。
似ている言葉が多くて混乱することもあるでしょう。
しかし、それぞれに特徴があり役割も異なります。
結婚誓約書や結婚契約書は結婚後もその内容に拘束される可能性があります。
結婚の前に2人で一度しっかりと話し合うことで、納得のいく形で結婚できるだけでなく、結婚後の生活もより良いものになっていくでしょう。

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