いよいよ彼女の親への挨拶。
「どんな手土産が喜ばれるのかな。」
「いくらくらいの手土産にすれば良いのかな。」
このような不安を抱える方が多いでしょう。
今回は、彼女の親に挨拶に行く際の手土産と挨拶時のマナーについて紹介します。

□彼女の両親への挨拶を成功させるための事前準備について
彼女の両親への挨拶を成功させるために一番大切なのが事前準備です。
当日焦らないようにしっかり準備しておきましょう。
1つ目は、「両親に関する事前リサーチ」です。
挨拶に行ったけれど、話題が思いつかず沈黙が続く。
そのような状況はなるべく避けたいものです。
両親の性格や趣味、仕事内容、好きな食べ物などを事前に知っておきましょう。
また、自分に対して不安な気持ちを抱いていないかも確認しておきましょう。
彼女の親は、経済的自立や社会的地位が安定しているかに関して心配されているかもしれません。
そのため、これらに関して質問された時に、安心させられるような返事を考えておきましょう。
2つ目は、「彼女の実家に行く日程決め」です。
彼女を通して、両親の都合を確認しましょう。
昼食や夕食の時間帯にかぶってしまうと、「食事を用意した方がいいかな。」と気遣いさせてしまう可能性があります。
そのため、挨拶にいく時間は14時前後がおすすめです。
また、ご自身の日程ではなく、なるべく両親の日程に合わせましょう。
3つ目は、「手土産の準備」です。
両親へ挨拶に行く際は、手土産を持参することがマナーです。
手土産の値段は高すぎても気を遣わせてしまうので注意が必要です。
相場は大体3000円前後です。
両親の好みやご自身の地元の銘菓などが話題づくりとしてもおすすめです。
最低でも賞味期限の1週間以上はあるものを選びましょう。
「のしはつけるべきなのだろうか。」という疑問を抱かれている方も多くいます。
両親への手土産には基本的にのしはなしで大丈夫です。
つける場合は、結びきりののしを選びましょう。
□彼女の両親に挨拶する当日のマナーについて
*当日の準備
寝ぐせのあるぼさぼさの髪の毛は、清潔感がないという印象を持たれてしまうので、清潔感や誠実さを意識しましょう。
汗をかいている場合は、シャワーを浴びて髪の毛をセットしましょう。
財布や携帯電話は、手持ちやポケットに入れるのではなくセカンドバッグなどに入れます。
そのほか、洋服の汚れやしわ・靴の汚れがないかを確認しておきましょう。
*訪問時
約束の時間よりも早めに行くと、両親が準備出来ていない可能性があるので、早すぎず遅すぎない時間に訪問しましょう。
目安は約束の時間の5分前からがおすすめです。
アウターやマフラーなどは外の汚れがついている可能性があるので、玄関の外で脱ぎ、中表にして腕にかけましょう。
その後、身だしなみを整えてからインターホンを鳴らします。
挨拶をする時は、自分の名前と時間を作ってくれた彼女の親に感謝する言葉を述べましょう。
挨拶が終わり、「どうぞ」と言われたら靴を脱ぎ部屋にあがります。
靴を脱ぐ時は、正面を向いたまま靴を脱ぎ、上がってから後ろを向いて靴を整えるようにしましょう。
整える際もやや斜めに向いてお尻を両親に向けないように気をつけてください。
*部屋に入ってから
和室の場合は、座布団に座らず、座布団を外して正座をした状態で、挨拶をします。
洋室の場合は、立った状態でお辞儀をしてから挨拶をします。
この際、玄関での挨拶よりも丁寧な挨拶を意識しましょう。
玄関で挨拶した時ではなく、挨拶の際に手土産を袋から出して中身のみを渡しましょう。
「つまらないものですが」という言葉は近年ではあまり好まれていません。
自分のおすすめのお土産や両親の好きな食べ物を購入して、喜んでもらえるように選んだ気持ちを伝えましょう。
□彼女の両親への結婚挨拶に持って行く手土産のマナーとは?
*手土産で注意すべきこと
金額は高すぎても気を遣わせてしまうので注意が必要です。
3000円前後を目安に購入しましょう。
また、「早く食べないといけない」と焦らせてしまう可能性があるので、賞味期限にも注意が必要です。
最低1週間以上は賞味期限があるものがおすすめです。
加えて、切り分ける必要がなく個包装であると良いでしょう。
個包装の手土産を選ぶ際は、彼女の家族の人数分あるかどうか確認してから購入することをおすすめします。
*おすすめの手土産
1つ目は、「和菓子」です。
あっさりとしているため、食べやすく好まれます。
特に最中は、「合わさっている」ことから縁起のいいお菓子としておすすめです。
2つ目は、「洋菓子」です。
バームクーヘンは長寿を意味するお菓子で、縁起がいいとされています。
しかし、切り分ける手間があるので、焼き菓子などの個包装のお菓子もおすすめです。
暑い夏はアイスクリームなどもおすすめですが、訪問時に「冷たいお菓子なので、早めに冷凍庫に入れていただけると幸いです。」と伝えましょう。
3つ目は、「お酒」です。
両親がお酒の好きな方であれば、非常に喜ばれます。
特に、ご自身の地元の銘柄は特におすすめです。
ただし、好みが分かれる可能性もあるので、事前にお酒の好みを聞いておくといいでしょう。
4つ目は、「地元の名産物」です。
地元の名産物はその地にいかないとなかなか購入する機会がないので喜ばれたり、話のタネにもなったりします。

□まとめ
今回は、彼女の親に挨拶に行く際の手土産と挨拶時のマナーについて紹介しました。
大切な彼女の両親への挨拶は誰でも緊張するものです。
少しでも緊張を和らげるためにも、事前の準備やリサーチをしておきましょう。








