結婚した後、多くの方が結婚式を挙げますよね。
せっかくの結婚式ですから、2人の理想に沿った素敵な結婚式にしたいですよね。
そのためには、最適な式場選びが欠かせません。
今回は、式場選びを始める時期から、式場を選ぶ際のポイントまで、式場選びのノウハウをご紹介します。

□式場選びを始めるポイント
式場選びを始めるタイミングですが、一般的に挙式予定日の1年前と言われています。
早すぎると思われるかもしれませんが、人気の式場であれば、「大安」のような縁起の良い日は、1年前から予約が入っていることも少なくありません。
思い立ったが吉日とも言いますし、2人で結婚式の希望日を決めたらすぐに式場選びを始めましょう。
日にちにこだわらない場合でも、友人に招待状を送ったり、式の内容を決めたりすることを考えると、遅くても5ヶ月から8ヶ月前には式場選びをスタートしておきたいところです。
授かり婚の場合は、なおさらスピード勝負になりますので、式場選びは早ければ早いほど良いです。
□式場選びの前に心がけるポイント
前章でも述べた通り、希望の日程で結婚式を挙げるために重要なのは早めに準備をスタートさせることです。
人気の式場は、予想よりだいぶ先まで予約でいっぱいだったということも少なくありません。
また、式の集中する時期をあえて避けるというのも1つの手です。
予約が集中するのは、4月から6月の初夏と、9月から11月の秋ごろです。
この時期に結婚式を考えている方は、できるだけ早く予約を取った方が良いでしょう。
いざ、式場選びをスタートさせても何を基準に選べばいいか分からない方もいるでしょう。
そんな方は、以下の2つから始めましょう。
1つ目は、お互いの譲れないポイントを確認することです。
会場の大きさ、和装、ウェディングドレス、料理の趣向など、お互いにここは譲れない、というポイントがあるはずです。
それぞれの意見を尊重して、条件が満たされているような式場を選びましょう。
2つ目は、予算を決めることです。
2人でよく話し合い、結婚式にかけられる費用をしっかりと決めておくことが大切です。
予算が曖昧だと、選択肢がどこまでも広がり、式場を決めるのに苦労するばかりか、高くつきます。
また、予算は、結婚式の内容や、演出を決める際の指針にもなります。
□最終的な式場決定をする前に押さえておきたいポイント
それぞれのカップルによって重視するポイントは異なりますが、どのカップルでも最終的な決定を下す前に、ここは確認しておいた方が良い、というポイントを6つご紹介します。
1つ目は、規約の確認です。
契約前に規約の確認を行っておきましょう。
規約とは、その式場のルールのことです。
キャンセル料はいつからどれだけかかるのか、持ち込みできるもの、できないものなどを事前に確認しておきましょう。
後から、聞いていない、知らない、とトラブルに発展しないようにしましょう。
2つ目は、見積もりに含まれている項目の確認です。
見学時に提示される見積額は、最低額の場合が多いです。
その場合はドリンクや装花に制限が設けられて、思い描いている式と必ずしも一致しません。
細かく確認するのは、時間も手間も必要ですが、確認しておく方がベターです。
3つ目は、挙式の日時や曜日を両親へ相談することです。
候補の日取りやおおまかな条件を両親に相談せず決めてしまうと、両親の意向と異なった場合にトラブルになりかねません。
式場プランナーと相談したり、契約前に両親を下見に連れて行くなどして、両親に納得してもらってからの方が良いでしょう。
4つ目は、会場だけでなく設備もチェックすることです。
結婚式は当然2人の晴れ舞台ではありますが、今までお世話になった関係者に感謝を伝える場でもあります。
そのためには、ゲストのことも考えなくてはなりません。
親族の控室は別であった方が良いでしょうし、高齢者が多くなる場合はバリアフリーに気を遣う、昨今であれば感染症対策は行き届いているかなど、ゲストの方も居心地の良い時間を共有できるような設備になっているか確認しておきましょう。
5つ目は、希望の演出ができるかチェックすることです。
結婚式場によって演出もさまざまです。
やりたいことや、希望の演出がある場合は、事前に相談し、できるか確認しておきましょう。
具体的なイメージが湧かない場合は、その式場ではどんな演出を売りにしているのか聞いてみるのが良いでしょう。
6つ目は、式場のスタッフの接客、雰囲気の確認です。
結婚式は一生に一度の特別なものです。
式場選びで後悔しないためには、式場そのものだけでなく、そこのスタッフの対応や雰囲気も大切です。
うまく信頼関係を築いて、スタッフ含め全員が協力して初めて、最高の式は実現します。

□まとめ
今回は、結婚式場選びのノウハウをご紹介しました。
結婚式を成功させるためには、良い式場選びが欠かせません。
できるだけ早く式場選びに取り掛かり、自分たちの理想を叶えてくれる式場であるかを慎重に見極める必要があるのです。








