結婚式の親の服装はどうすれば良い?基本マナーを解説!

「親御さんの結婚式の服装について知りたい」「服装のマナーについて詳しく知りたい」
このようにお悩みの方必見です。

今回は、親御さんの結婚式の服装やマナーについて紹介します。

□結婚式の服装マナーとは

結婚式の服装は立場によっても大きく異なります。
父親の結婚式の服装は、正礼装が基本です。

昼間の挙式や披露宴の場合はモーニング、夜にかけての挙式や披露宴の場合は燕尾服です。
モーニングとは、ウエストから裾にかけて大きく曲線的にカットされているジャケットにスラックスを着用します。

神社や神殿で行う場合は、紋付羽織袴が正礼装です。
ナイトウエディングの場合は、タキシードが使用されることも多いです。

母親の結婚式の服装は、留袖が基本です。

留袖は、黒留袖と色留袖がありますが、既婚女性のみが着用できる格式の高い服装は黒留袖を着ます。
昼の結婚式の場合はアフタヌーンドレスで、夜の結婚式の場合はイブニングドレスが正礼装です。

アフタヌーンドレスは、肌の露出が少なく、バックやアクセサリーなどとトータルコーデすることで美しい印象に仕上がります。

兄弟、姉妹の結婚式の服装は、未婚か既婚、年齢によっても異なります。

男性の兄弟は、ブラックスーツやタキシードが基本です。
また、高校生以下の場合は、制服でも問題ありません。
女性の姉妹の場合は、未婚者であれば振袖、既婚者であれば色留袖かやさしい色の訪問着が基本です。

女性は髪型でも印象は大きく変わるので、清潔感のあるアップスタイルに整えましょう。

親戚の結婚式の服装は、親族同士で結婚式の品格に合う服装を選びましょう。

男性であれば、ブラックスーツやダークスーツが基本です。
女性の場合は、色留袖や訪問着、振袖が基本です。
親族として参加するのであれば、友人として参加するよりも控えめな服装を心掛けましょう。

□両親衣裳をそろえるべき理由とは

子供の大切な結婚式を台無しにしないためには、両親の服装にも注意する必要があります。
結婚式と言えば、着物やモーニングなど、イメージの中で決めてしまうと、トラブルの原因になってしまうことがあります。

トラブルを防ぐために、両親衣裳をそろえておくべき理由をいくつか紹介します。

1つ目は、写真が不揃いになることです。

結婚式当日は、両家族と集合写真を撮る方が多いです。
その際に、新郎新婦を中心として両側に両親が並ぶ形で、写真を撮ります。
一方がドレスでもう一方が和服を着ていると統一感がなく、締まりのない写真になってしまいます。

お互いの両親がどんな服装をして、結婚式に参加したいか、話し合うことも大切です。

2つ目は、格の差が出てしまうことです。

結婚式は、男性と女性の最上級の衣裳を着用することをおすすめします。

男性の場合は、モーニングやタキシードが一般的です。
モーニングは昼の挙式で着られがちですが、日本の結婚式は昼夜問わず、着られる方が多いです。

紋付袴や燕尾服も正礼装なので、着用できます。

女性の場合は、黒留袖と色留袖がありますが、黒は品のあるイメージのため、お母さまが黒留袖を着ます。

また、ロングドレスを着る方がいらっしゃいますが、このような場合は、ネイビーや黒などの落ち着いた色を選ぶようにしましょう。

格を意識しないことで、格の差が現れることがあるので注意しましょう。
慣れない服装で大変なこともありますが、子供の結婚式を華やかにするために、格を意識しましょう。

□兄弟姉妹のマナーとは

兄弟や姉妹も結婚式に参加する場合は、もてなす側として失礼のない服装をする必要があります。

また、結婚式場では、相手の親族の方と挨拶をする機会もあります。
両親よりも控えめな、準礼装を着用しましょう。

準礼装は、礼服やブラックスーツが挙げられます。
黒以外でも、ネイビーやダークグレーでも問題ありません。

ビジネスにはない華やかさを演出できるようにしましょう。

姉妹の服装は、フォーマルワンピースやツーピースなどのドレスが挙げられます。
スカートの丈に決まりはありませんが、長すぎず短すぎない丈がおすすめです。

ドレスは、柄のあるものよりも、無地のものの方が品があるように見えます。

和装を着る場合は、未婚者か既婚者によって衣裳が異なります。
未婚者ならば振袖、既婚者ならば黒留袖になります。

20代の若い姉妹の場合は、色留袖もおすすめです。

叔父の服装は、昼夜問わずブラックスーツが基本です。
白いネクタイをすることが一般的でしたが、近年はシルバーを選ぶ方が多くなっています。

叔母の服装は、ミディ丈のフォーマルワンピースやセットアップが基本です。
黒留袖を着る方もいらっしゃいますが、色留袖や訪問着を着られる方も多いです。

自分好みのフォーマルな服装を心掛けましょう。

□まとめ

今回は、両親や親族の結婚式に着ていくべき服装について紹介しました。
格のない服装をすることで、華やかな結婚式で統一感がなくなってしまったり、不揃いな写真になってしまいます。

結婚式の服装に関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

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