国際結婚を検討されている皆様にとって、必要な書類の準備は大きな負担となるでしょう。
手続きは複雑で、どの書類が必要なのか、どのように取得すればいいのか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、国際結婚に必要な書類について、1つずつ解説します。
手続きの流れについても分かりやすくご紹介します。
国際結婚に必要な書類
婚姻届の入手と記入方法
婚姻届は、お住まいの市区町村役場で入手できます。
必要事項を正確に記入することが重要です。
記入例を参考に、誤りがないか十分に確認しましょう。
氏名や住所、生年月日などは特に注意が必要です。
外国籍のパートナーの氏名は、カタカナで正確に記載してください。
日本人の戸籍謄本(全部事項証明)の取得方法
戸籍謄本（全部事項証明）は、あなたの本籍地の市区町村役場で取得できます。
郵送での請求も可能です。
発行日から3ヶ月以内のものが必要となるため、早めに取得しておきましょう。
外国籍パートナーのパスポートと翻訳
外国籍のパートナーのパスポートは、顔写真ページのコピーと、そのページの日本語翻訳が必要です。
翻訳は、翻訳者名と住所を明記してください。
ご自身で翻訳することも可能です。
婚姻要件具備証明書の取得方法と注意点
婚姻要件具備証明書は、外国籍のパートナーの国の大使館または領事館で取得します。
取得に必要な書類は国によって異なりますので、事前に大使館または領事館に問い合わせて確認しましょう。
日本語訳が必要な場合もあります。
有効期限は発行日から6ヶ月以内とされることが多いです。
その他必要な書類
必要な書類は、パートナーの国籍によって異なります。
大使館または領事館で確認し、必要な書類をすべて揃えましょう。
場合によっては、宣誓書などの代替書類が必要となることもあります。
書類の有効期限と保管方法
日本の書類は発行後3ヶ月以内、外国の書類は発行後6ヶ月以内が有効期限とされることが多いですが、詳細は発行元にご確認ください。
重要な書類ですので、大切に保管しましょう。
国際結婚の手続きに必要な書類と流れ
役所に必要な書類を提出する手順
必要な書類をすべて揃えたら、お住まいの市区町村役所に提出します。
提出前に、書類に不備がないか確認しましょう。
在日大使館領事館への提出書類と手続き
婚姻届受理証明書などの書類を、パートナーの国の大使館または領事館に提出します。
必要な書類や手続きは国によって異なるため、事前に確認が必要です。
配偶者ビザ申請の手続き概要
外国籍のパートナーが日本で生活するためには、配偶者ビザの申請が必要です。
申請方法は、既にビザを所持しているか、新規申請かによって異なります。
手続きにかかる時間と費用
手続きにかかる時間は、書類の準備や審査状況によって異なります。
婚姻届の受理は比較的スムーズですが、配偶者ビザの申請には数週間から数ヶ月かかる場合があります。
費用は、書類取得費用や交通費などが発生します。
行政書士に依頼する場合は、費用がかかります。
行政書士への相談メリット
国際結婚の手続きは複雑なため、行政書士に相談することで、スムーズに進めることができます。
専門家のアドバイスを受けることで、不安を解消し、安心して手続きを進められます。
まとめ
国際結婚の手続きには、婚姻届、戸籍謄本、パスポート、婚姻要件具備証明書など、多くの書類が必要です。
必要な書類は、パートナーの国籍によって異なります。
手続きには時間と費用がかかりますので、余裕を持って準備を進めることが重要です。
不明な点があれば、役場や大使館、領事館、あるいは行政書士に相談しましょう。
早めの準備と正確な情報収集が、スムーズな国際結婚につながります。
手続きには、国によって異なる点があることを理解し、十分な時間を確保して、1つずつ丁寧に進めていきましょう。
