新婚の夫婦として、入籍後に行う手続きは多岐にわたります。
特に、どの手続きから始めるべきか、また、どのような手続きが必要かを正確に知りたいと考えている方も多いでしょう。
この記事では、入籍後の手続きの順番や必要な手続きについて紹介します。

□入籍後の手続きはどんな順番ですると効率的?
入籍後はいくつかの手続きを行う必要があります。
その際、以下の順序で進めると良いでしょう。
また、手続きを効率的に進めるためのコツもありますのでぜひ最後までご一読ください。
1.役所での基本手続き
入籍後、最初に行うべきは役所での手続きです。
転入届、マイナンバーカードの変更、印鑑登録、国民年金や健康保険の変更など、基本的な手続きを進める必要があります。
また、後の手続きに必要な「住民票の写し」も取得しておくことをおすすめします。
2.警察での手続き
次に、運転免許証の更新手続きを警察で行います。
新しい住民票の写しを持参します。
また、運転免許試験場でも手続きできます。
3.銀行での手続き
銀行口座の名義変更も忘れてはいけません。
旧姓と新姓の届出印、新しい運転免許証などの本人確認書類を持参して、手続きを行います。
4.効率的な手続きのコツ
転入届は引っ越した日から2週間以内に提出するのが原則です。
引越しと入籍日を近づけることで、転入届と入籍届を同時に手続きでき、手間を省けます。
□入籍後の手続きをスムーズに行う為に事前に準備すべき物とは?
先ほど紹介した手続きの内容をよりスムーズに進めるためには、以下の準備が必要です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
*新しい姓の印鑑の準備
入籍後、新しい姓の印鑑は手続きの際に頻繁に必要となります。
市販のものを選ぶ際には、材質やデザイン、サイズなどの選択肢が豊富にあります。
また、専門店でオーダーメイドで作成する場合、自分の好みやニーズに合わせてカスタマイズできます。
価格は様々ですが、長く使用するものなので、耐久性や質感を重視して、質の良いものを選ぶことをおすすめします。
さらに、印鑑は重要な契約や手続きの際に使用するため、しっかりとしたものを選ぶことで、将来的なトラブルを避けられます。
*印鑑登録の手続き
新しい姓の印鑑を作成したら、役所での印鑑登録を忘れずに行いましょう。
この登録を行うことで、その印鑑が「実印」として認められ、重要な契約時などに使用できます。
印鑑登録の際には、本人確認書類や新しい印鑑、手数料が必要となるので、事前に確認しておくとスムーズです。
また、印鑑登録の際には、登録した印鑑を紛失した場合や変更したい場合には、再度役所での手続きが必要となるので、その点も注意が必要です。
*会社への提出書類の確認
入籍に伴う手続きは、私生活だけでなく、職場での手続きも必要です。
身上変更申請書や通勤手当区間変更届、慶弔申請など、会社に提出する書類を確認し、必要な手続きを進めていきましょう。
特に、新しい姓を使用する場合や住所が変わる場合は、社内の各部署や上司にも報告することが求められることが多いです。
また、会社によっては、入籍や住所変更に伴う手続きの方法や必要な書類が異なる場合があるので、事前に人事部門などに確認しておくと良いでしょう。
*事前の準備でスムーズな手続きを
手続きをスムーズに進めるためには、事前の準備が非常に重要です。
必要な書類や印鑑、その他のアイテムをしっかりと準備しておくことで、手続き当日に慌てることなく、スムーズに進められます。
特に、役所や銀行などの窓口は混雑することが多いので、事前に必要なものを準備しておくことで、待ち時間を短縮できます。
□結婚後に苗字が変わったらやるべき各種名義変更
1.生活の基盤となる名義変更
結婚後、苗字が変わると、日常生活に欠かせない銀行口座やクレジットカード、保険などの名義変更が必要となります。
これらは生活の基盤となるものなので、早めに手続きを行うことが重要です。
2.運転免許証と車検証の変更
運転をする方は、運転免許証の名義変更を忘れずに行いましょう。
また、車を所有している場合は、車検証の名義変更も必要です。
これらの手続きには新しい住民票や印鑑が必要となるので、事前に準備しておくとスムーズです。
3.海外旅行を予定している方へ
新婚旅行で海外を予定している方は、パスポートの名義変更も必要です。
手続きは都道府県や市町村のパスポートセンターで行えます。
必要な書類や手数料を確認して、早めに手続きを行いましょう。
4.名義変更の際の注意点
名義変更の際には、戸籍謄本や住民票などの公的な書類が多く必要となります。
また、手続きの場所や方法は異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

□まとめ
今回紹介したように、結婚後の名義変更は、多くの手続きが必要となります。
しかし、事前の準備と計画的な進め方でスムーズに行えます。
この記事を参考に、新しい生活を始めるための手続きをスムーズに進めていきましょう。








