婚約し、結婚式の準備をしている新郎新婦に待ち構えている一大イベントと言えば両家顔合わせです。
両家顔合わせはお互いの家族を紹介する目的で行われます。
自分の親と相手の親が会うのが初めての場合が多く、その仲を取り持つ新郎新婦はとても緊張しますよね。
そこで今回は両家顔合わせでの無言のなくし方と当日何をすればいいのか、最後に失敗談を4つご紹介します。

□両家顔合わせを無言なく進めるコツ
無言を避けるには事前に話題を考えておく、しおりを作っておく、という2つの方法があります。
*話題は複数個ストックしておく
話題の候補としては天気、趣味、地元の話、家族の話、新郎新婦の小さい頃の思い出などが挙げられます。
特に小さい頃の思い出話は盛り上がる傾向にあります。
面白かったエピソードやちょっと恥ずかしかったエピソードなどを用意しておくと良いでしょう。
*両家顔合わせのしおりを用意
当日は緊張で頭が真っ白になってしまいますよね。
そのような時に便利なのが両家顔合わせのしおりです。
会話のきっかけづくりやお互いの家の情報を知ってもらう、流れを把握するという目的で作成される方もいらっしゃいます。
家族構成や家族のプロフィール、趣味、新郎新婦の馴れ初めなどを記載しておけば会話のきっかけになります。
また、写真やイラストも載せることで堅苦しいイメージを払拭できます。
用意するのは手間ですが、記念にもなるため用意しておいて損はないでしょう。
□両家顔合わせの役割
・証人欄に名前を記入
顔合わせでは婚姻届の証人欄に名前を入れてもらう方もいらっしゃいます。
証人は必ずしもお互いの親である必要はありませんが、両家顔合わせのタイミングで書いてもらうととてもスムーズです。
中には親が名前を記入している場面を動画や写真に収めたり、役所には出さない別の婚姻届にも署名してもらって記念に取っておいたりする方もいらっしゃいます。
・婚約指輪・結婚指輪のお披露目
実際に新郎が新婦に指輪をはめているところを親に見せてあげると、とても喜ばれるでしょう。
しかし、指輪は一生もののため、顔合わせの時期に間に合わせることを目標に焦って決めない方が良いです。
・プレゼントを渡す
その日の記念となるようなプレゼントを渡すと、いい思い出になるでしょう。
渡す物としてはお箸やハンカチ、花束、写真立てなどが人気です。
特にハンカチは結婚式当日に使ってもらえますよ。
・結婚式での希望を聞く
結婚式の内容は基本的に新郎新婦が決めて良いのですが、親の衣裳やゲストとして招待する親戚の範囲などは両家の親と確認しておくと良いでしょう。
新郎新婦もこのタイミングで、結婚式で不安な点や迷っている点を聞くことができます。
少人数制の結婚式を専門としているノード・ダモーレでは、新郎新婦だけでなく、両家ご家族の衣裳やヘアセットも行う「手ぶらで家族セット」というプランがあります。
衣裳のレンタルもできますので、当日何を着るかお悩みでしたらぜひこのプランをご利用ください。
□両家顔合わせにおける失敗例
両家顔合わせは、両家の印象がお互いに決まる大事な日です。
そのような日に失敗したくはないですよね。
先輩カップルさんの失敗談を参考にして両家顔合わせを成功させましょう。
1件目はお酒の飲みすぎです。
緊張すると、それをほぐすためにお酒を飲みたくなりますよね。
しかし、この方の父親はお酒を飲みすぎて、相手のご家族に失礼な言動をしてしまったようです。
普段飲みすぎる傾向にある人に対しては、他の家族が気を付けて制限をかけると良いでしょう。
2件目は両家の服装や手土産に差があった事例です。
この方は相手のご家族と既に親しい間柄だったため、当日もラフな格好で参加しました。
しかし、相手のご家族は正装で参加していて自分だけ浮いてしまったようです。
これを防ぐには、事前に「リラックスできるように普段着で参加しましょうね」と伝達しておくことが効果的です。
また、手土産は用意しないと決めていたのに新郎がそれを自分の親に伝えるのを忘れて新郎の家族だけ手土産を持ってきてしまったという失敗も。
事前に新郎新婦が両家の間に立って、手土産の有無や値段をすり合わせておくことをおすすめします。
3件目はお店選びの失敗談です。
お食事の場として高級料亭を選んでしまった方は、慣れない料理で全員が緊張してしまったそうです。
また、当日隣の席に子供連れの予約が入っていて、終始騒がしかったという事例もあります。
お店選びはとても迷いますよね。
当日同じ時間に他の予約が入っていないかや、両親の好み、和やかな食事会なのかきちんとした食事会なのかなどをしっかりと決めておくことがポイントです。
お店の場所は両家の中間地点にあるものがベストです。
4件目は会計でごたついてしまった例です。
この方は、食事会は順調に進んでいたのに、終盤でお会計をどちらの家がどれだけ払うかがなかなか決まらなかったそうです。
その場の成り行きで決めてしまうのもあとで後悔することになるので、事前に料金分担を決めておくと良いでしょう。
最も一般的なのは両家で折半する、新郎新婦が支払うというパターンです。

□まとめ
両家顔合わせで無言を防ぐための対策と実際に顔合わせでは何をするのか、そして当日の失敗談をご紹介しました。
両家顔合わせが成功するかは事前の準備で決まるといっても過言ではありません。
新郎新婦同士での話し合いと自分の親との話し合いを疎かにしないようにしましょう。








