「入籍って、具体的に何をすれば良いのか」
このような疑問を持っている方がいるでしょう。
具体的に何を用意すれば良いのか、婚姻届はどう書けば良いのかさまざまな疑問を持つ人がいます。
初めての入籍ですから、「わくわく」や「どきどき」する気持ちもありますが、分からないことも多いでしょう。
今回は入籍をする際に、必要な書類や婚姻届けの書き方など入籍の際に必要な知識を紹介します。

□入籍日の決め方
入籍日はいつにしよう。
このような悩みを抱えるカップルが多くいます。
入籍をこの日にしなければならないということは全くありません。
しかし、縁起のいい日に入籍することを選ぶカップルは多いです。
元来日本では、六曜という、日の吉兆をあらわす考え方があります。
その六曜では、大安が最も縁起の良い日とされており、昔からお祝い事をすることが多いです。
この考え方を元に、大安に入籍日を合わせるカップルが多いです。
また、全く入籍日にこだわりのないカップルも、親や親戚などの勧めによって縁起の良い日に入籍することもあるようです。
縁起を気にしないカップルの場合、記念日に入籍することもあります。
例えば二人が、付き合い始めた日や思い出の日などの記念日に入籍するケースもあります。
また、二人の記念日ではなく、クリスマスやゾロ目の日など覚えやすい日も入籍日が多い傾向にあります。
11月22日も良い夫婦の日として語呂合わせが良いので、入籍日に選ぶカップルもいます。
記念日に入籍日を合わせることで、結婚記念日を忘れにくくすることができます。
□入籍に必要な書類について
婚姻届を出し、受理されると入籍となります。
その際に、必要な書類を確認しておきましょう。
*婚姻届
出張所や役所など全国で手に入れることができます。
役所で婚姻届を貰うことができる部署に行き、婚姻届を受け取りましょう。
受け取る際には、予備に数枚貰っておくと書き間違えたときに便利です。
*戸籍謄本
戸籍謄本とは、その戸籍の内容が全て載っており、その戸籍に入っている全ての人の身分事項を証明するものです。
全部事項証明とも呼ばれます。
注意点として、戸籍謄本と似た名前の戸籍抄本があります。
戸籍抄本はその戸籍の内容の一部しか載っていないため、婚姻届を提出する際は戸籍抄本ではなく、戸籍謄本が必要となります。
戸籍謄本の受取方法として、戸籍謄本は本籍のある役所から受け取ることができますが、交付申請書に必要事項を記入して申請する必要があります。
また、本人が何らかの理由で役所に行くことができない場合は、代理に申請することや郵送で送って貰うことが可能ですが、委任状を書く必要がある場合があります。
*本人確認書類
氏名、生年月日、住所など本人の情報が載っている証明書が必要になります。
運転免許証やパスポート、今現在ではマイナンバーカードも本人確認の際に有効です。
しかし、注意点として、上記の本人確認書類は1点の提示で済みますが、国民健康保険証や健康保険証などの本人確認書類は2点の提示が必要となるものなので、あらかじめ確認しておきましょう。
*印鑑
婚姻届には二人の印鑑が必要になります。
印鑑には、印鑑登録を行い、法的な効力を持つ実印と、印鑑登録をしていない認印がありますが、婚姻届に使う印鑑は実印でなくても大丈夫です。
この際はインクがハンコ内部に入っているシャチハタは形が変わってしまうことがあるのでおすすめはできません。
*20歳以上の2人の証人
婚姻届の提出の際には、20歳以上の証人が2人とその人たちの署名と捺印が必要になります。
20歳以上なら親、兄弟、友人、誰でも可能です。
□婚姻届の書き方について
婚姻届を初めて見た時には、何から書けば良いのか分かりませんよね。
婚姻届の書き方と注意点を確認しておきましょう。
まず、婚姻届を書く際は、必ずボールペンを選びましょう。
鉛筆やこすることで消えてしまうペンはNGです。
他にも、修正液や修正テープも使ってはいけません。
では、婚姻届の書き方を確認していきましょう。
まず、婚姻届を提出する日を記入しましょう。
婚姻届に不備が無く受理されれば、この日が入籍日となります。
次に、二人の氏名、住所、本籍、父母の氏名を記入しましょう。
これらは、戸籍に載っている情報通りに書きましょう。
そして、結婚後の名字と本籍、同居を始めた時期、同居前の二人の仕事、連絡先を記入しましょう。
また、届出人の署名押印が必要になります。
最後に、二人の証人に本人の住所や本籍を買い手貰って終了となります。
婚姻届に不備があれば婚姻届に書いた連絡先に連絡が来ます。
間違っていると婚姻届が受理されず、入籍日がずれてしまうこともあるので注意しましょう。

□まとめ
今回は入籍するときに、ありがちな悩みである、入籍日や婚姻届の書き方、必要な書類などについてお話ししました。
入籍のときに初めての経験で分からないことが多いために時間がかかってしまうことを防ぐために、あらかじめ調べてスムーズに入籍できるようにしておきましょう。








