□結婚式で恥をかきたくない！披露宴のマナーを徹底解説
結婚式に招待されたら、服装やご祝儀の準備はするけれど、当日のマナーはよくわからない、という結婚式に初めて参加する人や、久しぶりに参加する人、いませんか。
結婚式は、人生の大切な節目を祝う晴れやかな場です。
新郎新婦はもちろん、招待されたゲストにとっても、記憶に残る素敵な時間になるようにしたいですよね。
しかし、結婚式のマナーは、意外と複雑で、知らないうちに失礼な行動をしてしまうことも。
せっかくの結婚式で、周りの人に「あの人、マナー知ってるのかな。」と思われたくないですよね。
この記事では、結婚式・披露宴の一般的な流れと、各場面でのマナーを、項目別にわかりやすく解説することで、結婚式に初めて参加する人や久しぶりに参加する人が安心して結婚式に参加できるようになることを目指します。
□結婚式・披露宴のマナー：準備編
結婚式・披露宴のマナーは、準備段階から始まります。
招待状が届いたら、服装、ご祝儀、持ち物など、事前にしっかりと準備しておきましょう。
慌てて当日になって用意するのではなく、余裕を持って準備を進めることが大切です。
1: 服装
結婚式・披露宴の服装は、招待状に記載されているドレスコードに従うことが基本です。
招待状にドレスコードが記載されていない場合は、一般的に「略礼服」または「準礼服」で出席するのが良いでしょう。
女性の場合、ワンピースやスーツなど、華やかで上品な服装を選びましょう。
派手すぎる服装や露出の多い服装は避け、アクセサリーも控えめにしましょう。
男性の場合、ダークスーツに白シャツ、ネクタイを着用するのが一般的です。
最近は、結婚式にカジュアルな服装で参加するケースも増えましたが、基本的にはフォーマルな服装で出席するのが良いでしょう。
2: ご祝儀
ご祝儀は、結婚式・披露宴への参加費として新郎新婦に贈るものです。
金額は、地域や親密度によって異なりますが、一般的には3万円から5万円が相場です。
ご祝儀は、新札で祝儀袋に入れて持参しましょう。
祝儀袋には、表書きと名前を書き、水引は紅白の蝶結びを選びましょう。
3: 持ち物
結婚式・披露宴に持参する持ち物は、最低限必要なものだけにとどめましょう。
・招待状
・ご祝儀袋
・袱紗（ご祝儀袋を入れるための布）
・ハンカチ
・携帯電話（マナーモードに設定）
・カメラ（事前に新郎新婦に確認）
など
□結婚式・披露宴のマナー：当日編
結婚式当日、会場への到着から開宴、食事、スピーチ、お色直しなど、結婚式・披露宴の流れに沿って、マナーを解説します。
1: 会場への到着
結婚式・披露宴には、時間通りに到着することが大切です。
遅刻は厳禁です。
時間に余裕を持って到着し、受付で名前を告げて、席に案内されましょう。
2: 受付
受付では、招待状とご祝儀袋を提出します。
ご祝儀袋は、袱紗に包んで渡しましょう。
受付の担当者に笑顔で挨拶し、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
3: 控室
受付を済ませたら、控室で開宴を待ちます。
控室では、他のゲストと歓談したり、写真撮影をしたりできます。
ただし、新郎新婦に気を取らせるような行為は避け、控えめな態度を心がけましょう。
4: 会場入場
開宴の時間が近づくと、会場への案内があります。
案内に従って、ゆっくりと会場へ移動しましょう。
会場に入ったら、席に着く前に新郎新婦に挨拶をしましょう。
新郎新婦は、多くのゲストと挨拶をするので、短く済ませるようにしましょう。
5: 着席
席に着いたら、隣席の人に挨拶をしましょう。
特に、新郎新婦の親族席や上司・先輩がいる場合は、丁寧な挨拶を心がけましょう。
6: 開宴
新郎新婦が入場したら、起立して拍手でお迎えしましょう。
新郎新婦が入場後、司会者から開宴の挨拶があり、その後、祝辞、スピーチ、余興などが行われます。
7: 食事
食事中は、箸やフォークなどのカトラリーの使い方に注意が必要です。
箸は、持ち方や置き方に決まりがあります。
また、フォークは、左手に持ち、ナイフは右手に持ちます。
食事の途中で席を立つ場合は、周りの人に迷惑をかけないように、配慮しましょう。
8: スピーチ・余興
スピーチや余興を依頼された場合は、事前に準備をしておきましょう。
新郎新婦への祝福の言葉を伝え、場を盛り上げられるような内容にしましょう。
ただし、下ネタや過去の恋愛話など、場を冷やしてしまうような話題は避けましょう。
9: お色直し
新郎新婦がお色直しをする場合、会場は一時的に暗転します。
この間は、席で静かに待機しましょう。
新郎新婦が再入場したら、再び起立して拍手でお迎えしましょう。
□結婚式・披露宴のマナー：閉宴・退場編
結婚式・披露宴が終わり、退場する際のマナーについて解説します。
新郎新婦への感謝の気持ちを伝えるとともに、スムーズな退場を心がけましょう。
1: 挨拶
閉宴の挨拶が終わったら、新郎新婦に感謝の気持ちを伝えましょう。
新郎新婦は多くのゲストと挨拶をするので、短く済ませるようにしましょう。
2: 退場
退場は、新郎新婦が先に退場した後、順番に退場します。
新郎新婦に「ありがとうございました」と伝え、笑顔で挨拶をしてから、会場を後にしましょう。
3: 最後に
結婚式・披露宴は、新郎新婦にとって人生の大切なイベントです。
ゲストとして参加する私たちも、マナーを守って、新郎新婦を祝福し、素敵な時間を共有しましょう。
□結婚式・披露宴のマナーを理解し、安心して結婚式に参加しましょう。
結婚式・披露宴のマナーは、古くから受け継がれてきた伝統であり、新郎新婦への敬意と祝福の気持ちを表すものです。
今回の記事を参考に、結婚式・披露宴で恥をかかないように、しっかりと準備をして、心に残る素敵な一日を過ごしましょう。
