結婚式の日を決める際に気になるのが「人気のシーズン・不人気のシーズンはいつか」ということでしょう。
そこで今回は、人気・不人気のシーズンの紹介や、結婚式のシーズンを選ぶ際のポイントをご紹介します。

□人気シーズンと不人気シーズンについてそれぞれご紹介!
まず、結婚式の多い月をご紹介します。
ゼクシィが2018年に行った調査によると、上位3つは以下のようになっています。
1.11月
2.10月
3.9月
この3つの月に、結婚式のうち1/3以上が行われています。
次に、下位3つを少ない順にご紹介します。
1.1月
2.8月
3.12月
1月に行われる結婚式は約3%と、非常に少なくなっています。
また、1位の11月と1カ月しか変わらない12月が3番目に少ないのも驚きですよね。
*人気シーズンは「春」と「秋」
以上の順位から分かるのは、結婚式で人気なのは「春」と「秋」ということです。
この理由は、以下のとおりです。
・天気が崩れにくく、気候がちょうど良い
・連休が多く、ゲストの都合が付きやすい
日本では特に10~11月にかけて、晴れる日が多いです。
そのため、秋は非常に人気です。
次に人気なのが春です。
*不人気シーズンは「夏」と「冬」
一方で不人気なのは「夏」や「冬」です。
気候が厳しく、結婚式のオフシーズンと言えるかもしれません。
ジューンブライドという言葉もありますが、6月の順位は8位です。
蒸し暑さが不人気の要因でしょう。
また、1月に行われないのは、気候もありますが、やはり都合が付きにくいことが要因でしょう。
年末年始はみんな忙しいことが影響していそうです。
*ゲストのことを考えるとやはり春か秋
結婚式ではゲストへのおもてなしも大切です。
その点から見ても、やはり気候の良い季節での挙式が人気です。
□シーズン選びのポイント
気候が良い月に行うのがおすすめと紹介しましたが、結婚式の季節選びには他にも観点があります。
実は、上記のランキングにはあまり偏りがありません。
3位の9月に挙式するカップルは9.2%ですが、10位の12月に挙式するカップルは7.0%と、あまり変わりません。
ここからも、季節以外に結婚式選びの基準が存在することが伺えます。
そこで、ここではシーズン選びの3つご紹介します。
1つ目は、挙式費用の観点です。
挙式費用が安くなるのはオフシーズンと言われる夏や冬です。
そのため、費用を抑えたい方は夏や冬の挙式も検討しましょう。
では、なぜオフシーズンは費用が安くなるのでしょうか。
それは、式場側にとって空きがあると、問答無用で利益がないためです。
反対に、人気シーズンは費用が高くなる傾向にあります。
さらにコストを抑えたい方は、「仏滅」や「平日」を選ぶのも良いでしょう。
なお、挙式費用はシーズンによって数倍異なるケースもあります。
2つ目は、ゲストへの負担の観点です。
ゲストに心地よく過ごしてもらうなら、気候は重要なポイントです。
また、年末年始はみんな忙しい時期なので、この観点から考えるとおすすめできません。
対策としては、早めにお伺いを立てておくことが挙げられます。
3つ目は、お日柄の観点です。
年配のゲストがいらっしゃる場合には、六曜をチェックしても良いでしょう。
例えば、大安や天赦日、一粒万倍日はお日柄が良いとされています。
□人気シーズンに挙式したいときのコツとは?
人気シーズンは、何より予約が取りにくいというデメリットがあります。
そこで、ここでは春や秋に挙式したいときのコツをご紹介します。
1つ目は、平日に式を挙げることです。
人気のシーズンでも、平日であれば空きがある可能性があります。
また、平日割引のある会場もあります。
ただし、平日に結婚式を行うことを「非常識」と捉える方もいらっしゃいます。
周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
配慮する際のポイントは、以下の通りです。
・二人だけで決めず、両親にも相談する
・休みを取る必要があるため、日程が決まり次第早めにゲストに連絡する
・ゲストには平日に挙式する理由を説明する
・ゲストに出席を強いない
・遠方のゲストのために、土日祝日前後の平日を選ぶ
・ナイトウェディングにする
2つ目は、お日柄割引を利用できる日に挙式することです。
お日柄割引とは、仏滅といったお日柄が良くないとされる日に発生する割引です。
必ずあるわけではないですが、ピーク時と比較して40万円ほどやすくなるケースもあります。
なお、お日柄の良い日に挙式を行うことは古くからの慣習です。
親世代に気になる人がいる場合は避けたほうが良いかもしれません。
反対に気にしないという声が多ければこの割引を積極的に活用しましょう。

□まとめ
今回は結婚式で人気のシーズンと不人気のシーズンの紹介をそれぞれした後、シーズン選びのポイントと、人気シーズンに挙式したい方向けにコツをご紹介しました。
夫婦二人で話し合うだけでなく、周囲の人の意見も聞いてみると、結婚式を挙げる日を決めやすいでしょう。
今回の記事が皆さまの参考になれば幸いです。








